巨匠庵野秀明さん監督作品「新世紀エヴァンゲリオン」を観た感想と考察

「新世紀エヴァンゲリオン」の感想と考察

「新世紀エヴァンゲリオン」は1995年にテレビで放送されたアニメーションシリーズです。

「綾波レイ」や「惣流アスカラングレー」。
エヴァンゲリオンに詳しくない人でも、一度は名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。

テレビ初放映からかなり経っても人気の衰えないキャラクターを生み出した作品です。
放送当時は社会現象を巻き起こしました。

魅力的なのはキャラクターだけではなく、ストーリーも謎が多く魅力的です。
一度視聴した者の記憶にしっかりと焼き付けられる印象深い作品だと言えます。

未だに新作映画が制作される等、人気が全く衰える事のない本作。

そんな本作の簡単なあらすじや登場人物紹介、感想や考察をネタバレのない範囲で紹介していきたいと思います。

「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじ

物語の舞台は西暦2000年の9月13日に起きた、セカンドインパクトと呼ばれる大災害が起きた世界です。世界人口の大半は失われ、海は真っ赤に染まってしまって、海の生き物達は全滅している状態でした。

セカンドインパクトが起きてから15年後、東京が壊滅した後に長野県で再建された、第3新東京市という街に主人公の少年「碇シンジ」がシンジの父を訪ねてやってきます。

その最中にシンジを迎えに来る予定の、葛城ミサトという、シンジの父が所属している特務機関NERVのメンバーの一人と待ち合わせをしている間に、第3新東京市が使徒と呼ばれる巨大な怪物に襲撃されました。

ミサトと無事に会えたシンジはミサトの案内で、NERV本部へとたどり着きますが、久しぶりに会ったシンジの父「碇ゲンドウ」から、巨大なロボットのような機動兵器エヴァンゲリオン初号機に乗ることを強要されます。

「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物紹介

碇シンジ(CV:緒方恵美)
本作の主人公で、14歳の少年です。主人公というと熱血で、みんなを引っ張っていくタイプが多いイメージ持ちがちですが、シンジ君はとても内向的で、弱々しい雰囲気です。

ですが、いざという時には、有名なフレーズでもある「逃げちゃダメだ」と自分を奮い立たせる勇気があります。

3番目にEVAに乗れることが判明したということから、サード・チルドレンと呼称されます。搭乗機はEVA初号機で、紫色のカラーリングとなっています。

父とのいざこざや、何のためにEVA初号機に乗って戦っているのか?という苦悩を抱えながら使徒と戦っていく、よくも悪くも等身大の性格をした人物です。

綾波レイ(CV:林原めぐみ)
シンジと同じ14歳の少女で、最初に見つかったEVAの適合者という事から、ファースト・チルドレンと呼称されます。搭乗機はEVA零号機で、黄色のカラーリングを基調とした、試作品の機体となっています。

初登場したときは使徒と戦闘をした直後で、包帯を体のいたる所に巻いた状態での登場でした。重症の彼女を見たことをきっかけにシンジ君は奮い立ちます。

謎が多く、口数も少ないので、とてもミステリアスなキャラクターに仕上がっています。キャラクター像が画期的なヒロイン像だった為か、とても視聴者に人気があり、アニメの歴史に名を残した人物と言えるでしょう。

惣流アスカラングレー(CV:宮村優子)
この人物もシンジと同じ年齢の少女で、2番目に見つかったことからセカンド・チルドレンと呼称されます。搭乗機はEVA2号機で、紅色のカラーリングです。

無口なレイとは正反対な性格をしており、活発でややわがままな性格をしています。シンジに対しても高圧的な態度で接する事が多く、その点でもレイとは全く真逆の性格といえます。今で言うツンデレヒロインの特徴も持っていますが全体的にツンツンしています。

命令でEVAに乗っているシンジやレイと違って、EVAに乗ることが自分のアイデンティティであり、誇りなので人一倍EVAへの思い入れが強いのも特徴です。

葛城ミサト(CV:三石琴乃)
NERV所属の戦闘指揮官で、シンジ達の実質的な保護者の立場にあります。作戦立案や現場の指揮はミサトが取り仕切っており、チルドレンたちをまとめています。

明るくオトナのお姉さんキャラとして振る舞っていますが、シンジと上手く接することが難しいと悩んだり、とある事でアスカにライバル視されて関係が少々ギクシャクするなど、完璧なオトナを演じきれてはいません。

碇ゲンドウ(CV:立木文彦)
特務機関NERVの最高司令官であり、シンジの実の父親です。サングラスをかけたその佇まいは近寄りがたい雰囲気を漂わせています。

実の息子のシンジに対しては実に冷淡な態度で接していて、とてもぞんざいな扱いです。

その反面レイに対しては強い執着心をみせていて、シンジの心に複雑な気持ちをもたせてしまっています。

「新世紀エヴァンゲリオン」の感想と考察

少年少女たちの心の揺れ動き

14歳という難しい年頃の少年少女たちの描写が、とてもうまく表現できていると観ていて感じました。

作品のセリフの一つにヤマアラシのジレンマというフレーズが出てきましたが、まさに碇シンジ君はその状態に陥っており、人付き合いがうまくいきません。

アスカも強がって大人ぶろうとしますが、根底には誰かに認めてもらいたいという気持ちがあり、思春期特有の複雑さが丁寧に作品の中で形作られています。

この作品を作った人は本当に大人なのか?と思ってしまうくらいに驚いてしまうほどに完成度が高いです。

オマージュがたんなる模倣ではなくオリジナルへと昇華している

アバンタイトルの文字は犬神家の一族から、EVAと使途はウルトラマンやジブリの影響を受けている部分があります。

ですが、それは単なる模倣ではなく庵野監督の独特の表現が加わり、新たなファクターへと昇華していると感じました。

自分の好きな作品要素を取り入れながら、自身の表現したい色も入れるという高度な作品構成になっています。

最大の謎「人類補完計画」

「新世紀エヴァンゲリオン」において最も重要と言っても過言ではないほどのキーワード「人類補完計画」

この謎のキーワードに視聴者は、テレビシリーズが終了した後の時代でも考察が続けられています。旧約聖書からの引用が密接に作品の謎に大きく関わっており、そういった神話関連の情報を調べるとなお作品の理解が深まると思います。

この「人類補完計画」は一度で理解するのはなかなか難しいキーワードだと思います。繰り返し何度も見て、神話への理解と、散りばめられた伏線を回収していくと新たな発見があるかもしれません。

まとめ

今回はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじや登場人物紹介、感想と考察を書いていきました。

間違いなくアニメの歴史に名を残している名作アニメ作品です。

一度では理解できないような難解な内容ですが、理解を深めるほどに「そういうことだったのか!」という部分が見つかってくるスルメのような作品なので諦めずに視聴を続けるのをオススメします。

新劇場版シリーズを見る前にテレビシリーズと旧劇場版を観ると更に衝撃が強くなると思います。

まだ観たことがない、もう一度見返したいという方向けに下記の「新世紀エヴァンゲリオン」を観る際のオススメ動画配信サービスを紹介している記事のリンクがあるので、ぜひ併せてご覧ください。

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この記事を見てアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に興味を持っていただければ幸いです。

最後まで見てくださりありがとうございました。

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