映画「君は月夜に光り輝く」の感想 美しくも切ない青春映画です

「君は月夜に光り輝く」

2019年の初春、映画「君は月夜に光り輝く」は公開されました。

主人公である男子高校生、卓也と同級生で病弱なヒロインとの青春ラブストーリー。

しかしこのラブストーリーは、少年少女の純愛にとどまらず、大きく深いテーマを隠しながら、ミステリアスな雰囲気やコメディチックな要素も含み、進んでいきます。

今回はそんな映画「君は月夜に光り輝く」のあらすじや感想、考察をお届けします!

映画「君は月夜に光り輝く」はどんな作品?


映画「君は月夜に光り輝く」は佐野徹夜氏の同名小説が原作。

2016年に第23回電撃小説大賞を受賞しました。この受賞をきっかけに佐野徹夜氏は作家デビューを果たしています

監督は、映画「君の膵臓を食べたい」や、映画「響ーHIBIKI-」などを手掛けた月川翔監督。
切ない心の琴線を描きながらストーリーを『奏でる』ように展開していく作風の監督です。

今回紹介する映画「君は月夜に光り輝く」も、純粋な男女の心の変化をミステリアスと微笑ましさを交えながら、見事に完成させています。

映画「君は月夜に光り輝く」のあらすじ

高校生の卓也は、クラスメイトでずっと休んでいる少女「まみず」の面会に行くことになりました。

それはクラスを代表して「元気になってね」という色紙を持っていく係になったからなのです。

しかし、まみずからあるお願いをされた卓也。

「次に会うときに、新発売のお菓子を持ってきてほしい」と、
言われた卓也は素直にお菓子をもって、またまみずに会いに行ったのでした。

その卓也の行動は、まみずにとって『合格』でした。

「私の夢の代行をしてほしいんだ」と、

まみずはどんどんと、自分が叶えたい夢を卓也に託すのでした。

最初はスマホの契約。そして動画で夢をかなえていく卓也を見るのです。
その代行はどんどんエスカレートしていき、まみずの過去にかかわる代行に移行していきます。

まみずの心残りをかなえていく卓也。
そして数々の夢の代行をこなしていくうちに、まみずは「ある男性に会ってほしい」と、依頼をします。

卓也はなにも考えずに、その男性に会いに行きますが・・・。
その男性は、まみずと別れて暮らす「父親」だったのです。

卓也はまみずと父親の心の架け橋の役目を果たします。

まみずに近づいた自分の不純な動機を恥じる卓也。
まみずと同じ時間を共有していくうちに、卓也は純粋な心を持つまみずに心惹かれていくのです・・・。

映画「君は月夜に光り輝く」のキャスト

ではそんな純愛映画「君は月夜に光り輝く」で、切ない演技を繰り広げたキャスト陣を紹介いたします。

渡良瀬まみず・・・永野芽郁
NHK朝の連続ドラマ「半分青い」でヒロインを演じた彼女。
もうお茶の間では有名ですよね。

そんな彼女が今回「発光症」という年病に侵されたヒロインに挑戦しました。
また高視聴率ドラマ「3年A組」でもこう演技で高い評価を受けています。

岡田卓也・・・北村匠海
子役で映画「TAJOMARU」にてデビュー。
北村匠海の憧れの俳優小栗の役の少年時代を演じ挙げ、高い評価を受けました。

小栗の監督作品「シュアリー・サムデイ」に出演し、順調に俳優の階段を上っていきます。
記憶に新しい映画「君の膵臓をたべたい」で、月川翔監督とタッグを組んで主人公を演じています。

平林リコ・・・今田美桜
ドラマ「スーツ」で、主人公中島裕翔の幼馴染役で、「かわいい!」と評判に。
バラエティ番組に引っ張りだこの彼女は、今回卓也のバイト先の先輩として登場します。

岡崎・・・優香
グラビアアイドルから、バラエティアイドルとしてお茶の間で人気者だった優香も、もう結婚してCMなどで活躍している女優さんです。

今回はまみずの苦悩に寄り添う看護婦役を熱演しています。

映画「君は月夜に光り輝く」の感想と小ネタ

今回の映画「君は月夜に光り輝く」は、映像が爽やかで美しく、とくにラストは涙とともに心が洗われるような演出となっています。

まみずは卓也に「自分の夢の代行」をお願いしていたわけですが、
実はその「代行」は、【ある大きなミッションをかなえてもらうためのテスト】でしかありませんでした。

一方、卓也の方も、まみずに近づいた理由がありました。
それは卓也が早くに姉を無くしていたことに関係していました。
死に近い存在のまみずに、若くして死んだ姉の死の真相を解くカギを求めていたのです。

最初は利害で行動を共にしていた2人。
しかし命の重さに気づいた卓也が、どんどん誠実な青年に変化していく過程が、この物語の見どころといえます。

そして死を目前にしたヒロインまみず。
周りの人の前では一生懸命「笑顔」でいるまみずの心が、痛々しく美しく感動的です。

そんなヒロイン役の永野芽郁さんと、相手役の北村匠海さんについて、少し触れてみたいと思います。

映画やドラマ、CMに大活躍の永野芽郁さんですが、代表作はなんといってもドラマ「3年A組」でしょうか。
この作品は圧倒的人気でした。

永野芽郁さんですが、
気持ちをつくり涙を流さなければならないシーンでも、その撮影が終わったとたん
「あー!おなかすいた!」
と、ケロッと気持ちを素早く切り替えることができちゃう天才肌の女優さんなんだそうです。

本人いわく、『そのくらい集中して役に入っているんです!』とのこと。
そんな永野芽郁が主役をする今回の映画も、かなり期待できます。

そして相手役の役を演じる北村匠海さんの代表作は、2017年の映画「君の膵臓を食べたい」です。
この作品では青年役を憧れの小栗旬が演じていることから、北村さん本人の気合の入れ方も今回の映画と匹敵するほど。

甘いのに爽やかな「君の膵臓を食べたい」もお勧めしたい映画です。

まとめ

今回は、美しい純愛映画なのに、どこか笑えたり爽やかだったり、しかも泣けるという不思議な映画「気には月夜に光り輝く」の紹介をしました。

高校生の男女が、どんどん恋に落ちて行くところなど、ちょっと恥ずかしかったりむず痒いところがありますが、
ドキドキした初恋の頃に戻れる映画に仕上がっています。

そしてこの映画を観終わったあと、心が表れるようなテーマにきづいたとき、観た人の価値観がかわるかもしれない、そんな映画です。

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