映画『ベイビー・ドライバー』登場人物やあらすじ、見どころを紹介!※ネタバレあり※

「ベイビー・ドライバー」について

天才的なドライビングテクニックを持つ少年 通称”BABY”
若い頃に起こした過ちがきっかけで犯罪組織の「逃し屋」を請け負うことになってしまう。

2017年に公開されたアクションと音楽が見事に融合された、スリル満載の映画「ベイビー・ドライバー」

この記事では「ベイビー・ドライバー」の登場人物やあらすじ、みどころを紹介します!

登場人物

ベイビー(アンセル・エルゴート)
幼少期に両親を車事故で亡くす。それをきっかけに酷い耳鳴りに苦しめられいつもイヤホンとサングラスをかけている。
天才的なドライビングスキルを持ち、犯罪組織を仕切るボス:ドクに「逃し屋」として雇われている。
いくつものiPadを持っており、シチュエーションや気分にあわせ曲を変える。自分で日常の一部を録画し作曲することが趣味。

デボラ (リリー・ジェームズ)
ダイナーでウェイトレスをする女性。ベイビーと恋に落ちる。
ベイビーが犯罪に手を染めていると知ってもベイビーを守る力強いヒロイン。

ドク (ケヴィン・スペイシー)
犯罪組織のボス。毎回違うチームを組んで仕事を行うが、ベイビーだけは毎回外さない。
仕事を成功に導く「お守り」と呼ぶ。
過去にベイビーに麻薬を積んだ車を盗まれたことをきっかけに、ベイビーの技術を雇った。

バディ (ジョン・ハムマイク)
銀行強盗チームの一員。恋人のダーリンと常にイチャイチャしている長身でインテリ風の男。

ダーリン (エイザ・ゴンザレス)
銀行強盗チームの一員。バディの恋人。セクシーなメキシコ人女性

バッツ (ジェイミー・フォックス)
銀行強盗チームの一員。気性が荒く、気に入らない人間はすぐに殺してしまうなど問題を引き起こす原因になる人物。

ジョセフ (CJ・ジョーンズ)
ベイビーの育ての親。口と足に障害があり、手話と車椅子での生活をしている。
ベイビーが犯罪で金を稼いでいることも知っている。

『ベイビー・ドライバー』あらすじ

※ここからがっつりネタバレになります。

幼少期に車事故で両親を無くしてから、深刻な耳鳴りに悩まされるベイビーは常にイヤホンとサングラスをし、必要以上は喋らない寡黙な少年。

彼は天才的なドライビングスキルを持ち、犯罪組織のボスであるデクの元で「逃し屋」として雇われていました。
そもそも雇われるきっかけとなったのは、ベイビーが過去に車泥棒をしていた際に麻薬が積まれたデクの車を盗んでしまったから。

まさか犯罪組織のボスの車を盗んだとは思っていなかったベイビーですが、そのあと捕まってしまい約束の金額を支払い切るまで、どんな依頼も強制的に手伝わされることになってしまいました。

育ての親ジョセフはベイビーが犯罪により大金を得ていることを知っており、常に「早くそんな仕事は辞めろ」とベイビーに伝えていました。

もちろんベイビーも本来であれば優しい少年。こんな仕事はやりたくありません。
次の仕事でデクへの借金を全部支払える、という最後の仕事の電話を待つ間にレストランのウェイトレスデボラと出会い恋に落ちます。

デボラも無口で謎めいたベイビーに惹かれ二人は関係を深めていきます。

無事に最後の仕事を終え、犯罪組織から足を洗ったベイビーはデボラをディナーに誘います。
お会計を済ませようとすると、すでにお会計済みとのこと。

会計をしてくれたという男性の方を見ると、そこにはデクがいました。
嫌な予感を感じたベイビーがデクの元へいくと、やはり仕事の依頼でした。

借金を払い終え、約束を果たしたベイビーはデクの依頼に対し「NO」と答えます。
しかし、デクはベイビーの家族ジョセフと恋人デボラが危険に晒されても良いのかと脅しベイビーは渋々仕事を引き受けることになります。

仕事の依頼は、銀行強盗という大きな案件でした。そこに集まったメンバーはベイビーの他に3人。
常にイヤホンをつけ音楽を聞いているベイビーにも理解のある長身インテリ系の男性バディ、その恋人であるダーリン、そしてベイビーにもちょっかいを出す気性の荒い凶暴な男バッツ。

銀行強盗の段取りを聞きすぐに新しい武器購入のため闇市場へ向かいます。
デクと通ずる武器屋のはずですが、交渉の際に突然バッツが銃を取り出し激しい銃撃戦に。

武器を奪い取り車で逃げる中メンバーから何故殺したと問われると、「あいつは警察だ、俺は過去にあったことがある。騙されてたんだ」と話します。
しかしその後デクのところへ戻るとデクから「何故殺した。奴は俺が飼っていた警察だ。

これがバレたら警察が動き出すぞ」と問題が発生。

問題は発生したものの、彼らは作戦は実行することに。
作戦開始までの時間仮眠を取ることにしたメンバー。ベイビーはデボラと会う約束をしていたため抜け出そうと試みます。

しかしベイビーの様子を悟ったバディとバッツにバレてしまいます。
更にバッツにはベイビーが音声を録音していることもバレてしまい警察へ差し出す証拠にするためか?と迫られます。

「趣味で日常を録音し音楽を作っているだけだ」と弁解しますが殴られ気を失い、目がさめるとそこには自宅にあるはずのカセットが並べられていました。
ベイビーが編集して作った音楽を聞いて、彼が本当に犯罪の証拠のためではなく自分の趣味で曲作りをしていることが分かったので作戦は続行されることに。

いつも通り銀行に入っていった3名が帰ってくるのを車内で待つ場面。
しかし異変に気づいた通行人が警備員に声をかけようとします。

ベイビーは通行人に、(今近づくと巻き込まれるから危険だ)と首を横にふり通行人に危険を知らせますが、そのタイミングでバッツたちが帰ってきてしまい警備員にも銀行強盗だとバレてしまいます。

急いで車に乗り込む3人、「車を出せ!」とベイビーに呼びかけるもベイビーは動きません。

「どうした!出せ!」とバッツが叫んだ瞬間、ベイビーは目の前のレッカー車にあえて突っ込み、レッカー車から飛び出していた鉄のパイプを助手席に座っているバッツに突き刺しバッツを殺します。

すぐさまベイビーが裏切ったと理解したバディとダーリンは車からおり、駆けつけてきた警察との銃撃戦を開始。ベイビーは二人からの罵声を浴びながらも車から飛び出し走って逃げ出します。途中で女性から車を奪い、逃亡。

急いで自宅へ戻ると荒らされた部屋の中にジョセフが横たわっていました。

自分ではもうジョセフを守れないと判断したベイビーは、稼いだ金をジョセフの胸元の入れ、高齢者介護施設の目の前に彼をおろします。

ジョセフは「戻ってくるか?」と最後までベイビーを心配し、グッドラックと暖かく送り出してくれます。

次に向かったのはデボラが務めるダイナー。しかし店には一足先にバディがベイビーを待ち伏せしていました。
緊迫した雰囲気の中不意をつきベイビーがバディに発砲。その隙に逃げることに成功します。

そしてデクの元に置きっ放しにしてあるカセットテープを回収しに戻ります。
デクは彼女を連れて逃げ出そうとするベイビーの姿に昔の自分を重ねベイビーの逃亡を助けようとしてくれますが、そこへバディが登場。

銃撃戦ではなく、車と車との勝負に持ち込まれ物語はついにクライマックスへ。
最後はデボラの助けもあり、二人はバディを殺し逃げ出すことに成功します。

バディとの戦いで気を失ったベイビーが目を覚ますと、そこはデボラの運転する車の中でした。
バディに殴られたせいで耳鳴りはさらにひどく音もほぼ聞こえなくなって今いたが、スピーカーの振動から音楽を感じ落ち着きます。

これで逃げ切れる、と思った矢先目の前に警察が待ち構えており、ついにベイビーは自ら捕まることを選びます。
最後、デボラに住む世界が違うんだ、ごめん。と伝えるところはなんとも切なかったです。

 

『ベイビー・ドライバー』感想

半端じゃないくらいサントラが最高でした。

アクションシーンと音楽の融合が特に痺れるほどよく、ヒヤヒヤするシーン、ハラハラするシーン、ドキドキするシーンどれもぴったりな音楽が流れており最初から最後まで楽しめる映画だと思います。

また、普段無口で無表情、メンバーからもそのせいで怒られることもあるくらいのベイビーですが、家ではジョセフの前で愉快に踊ったり歌ったり、ジョセフに少し意地悪して楽しんだり、デボラのことを嬉しそうに報告したり全く別の姿を見せてくれるところも面白くて私は好きでした!

洋楽好きはもちろん、知らない人でも楽しめる映画だと思います!
そんな「ベイビー・ドライバー」はAmazonプライムビデオで観れます

『ベイビー・ドライバー』(字幕版)の視聴はこちらから
『ベイビー・ドライバー』(吹替版)の視聴はこちらから

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