映画『きみに読む物語』あらすじや見どころを紹介 ※ネタバレあり※

「きみに読む物語」について

2005年に公開されたアメリカ恋愛映画『きみに読む物語』

ニコラス・スパークスの小説「The Notebook」をニック・カサヴェテス監督の手で映画化されたもので、若かりし頃のライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムスが出演しています。

今回は涙なしでは見れない、映画『きみに読む物語』の登場人物やあらすじ、見どころ、結末についてご紹介します。

主要登場人物


ノア・カルフーン (ライアン・ゴズリング)
田舎に住む青年 アリーに一目惚れをする

アリー・ハミルトン (レイチェル・マクアダムス)
都会に住むお金持ちの娘。夏の間だけ田舎の叔父の家にきている間、ノアと恋に落ちる。

きみに読む物語』あらすじ

※ここからがっつりネタバレになります。

物語は、1人の年老いた男性が同じく年老いた女性に物語を読み始めるところからスタートします。

物語の舞台は1940年代のアメリカ、若い2人の恋愛が描かれたストーリーです。映画は物語の世界観に入っていきます。
田舎に住むノアという青年は、ある日夏の期間だけこの町に遊びに来ているというアリーという美しい女性に一目惚れします。
アリーはお金持ちの家のお嬢様。
どうしてもアリーをデートに誘いたいノアは、なんとアリーが乗っている観覧車に飛び乗り、デートをしてくれないとここから落ちると脅します。

アリーは仕方なしにデートを受け入れます。

次の日、再びノアはアリーを見つけ声をかけます。
「昨日デートの約束をしただろ?」「気が変わったわ」とアリー。
しかしノアはめげずにアリーに想いをぶつけます。

「君に一目惚れしたんだ。」
「好きなものは手に入れないと気が済まないんだ」

出会って2日で驚きのアピールですね!

最初は引き気味のアリーですが、ノアの友達とアリーの友達が付き合っていることもあり4人で映画に行くことになります。
そこでも映画どころではなく、アリーにアピールをするノア。

2人は映画の帰り、2人きりで歩いて帰ることに。そこで2人はお互いについて話します。

田舎で自由に生きるノア。
今まで何もかも親に決められて生きてきたアリー。

ノアはアリーに「君は自由じゃないね。君が本当に好きなことは?やりたいことは何?」

最初は何もないわ、と答えたアリーですが
「絵を描くこと、昔よく描いてたわ。最近描いてないけど」「どうして?描いてよ。」
なぜかノアといると本当の自分になれる気がしたアリーは、気付いたらノアに恋をしていた。

そこから2人は毎日時間の許す限り一緒に過ごします。
川に飛び込んで遊んだり、アイスクリームをわざと鼻にくっつけてキスしたりどこにいてもイチャイチャ。
ノアの父親にアリーが書いた絵をプレゼントしたり。アミーの家族と食事をすることもありました。

しかしそこで、アミーがヨーロッパの大学へ行くことをアミーの母親から聞かされます。

「夏が終わったらどうするの?」と。

2人は更に愛を深めていきます。

そんなある夜ノアはアリーを連れてある大きな屋敷がある農園へ。
屋敷は空き家になっており、ノアは将来は理想の家に建て替えるのだと話します。
アリーからも、壁の色は白、雨戸の色は青ね等と要望をもらい、大好きな絵が描けるアトリエも用意するねと約束します。

そんなことを話してると突然慌てた様子でフィンが部屋に入ってきます、
そしてアリーの両親が帰りが遅いアリーを心配して警察に届け出を出していると教えてくれます。

そこから話は急展開、、。

元々娘には釣り合わないと思っていた両親がアリーに彼とは別れろと詰めます。
別の部屋で待たされていたノアにもちろん聞こえるような大きな声で。

「肉体労働をするクズ」とまで罵ります。ひどいですね、、
ノアは居た堪れない気持ちになりアリーの家から静かに立ち去ります。

追いかけてきたアリーですが、ノアは彼女の人生を思い別れを告げるのです。

2人はそのまま喧嘩別れしてしまいます。

両親の意向で次の日に早々に都会に帰ることになったアリー。
ノアへ別れを告げれないまま、2人は離れ離れになってしまいます。

電話もメールも出来ないためノアは1年間365日必ず欠かさず手紙を書きました。
別れを告げたことを謝罪し、まだ愛していることを伝え続けました。

しかしアリーからの返信はなし。

1年経ち、最後の1枚を投函したあとアメリカとドイツとの戦争によりノアはアトランタへ招集されます。

その頃アリーは大学3年生。ボランティアで訪れた病院で出会ったロンという男性と恋に落ちます。
高学歴好青年、おまけに実家も大富豪ということでアリーの両親からも気に入られついにロンはアリーへプロポーズを。

アリーは心から喜び快諾しますが、一瞬ノアの面影を考えます。

戦争が終わりノアが自宅に帰ってくると、父親から思いもよらぬ事を告げられます。

なんと、実家を売って農園を購入したと言うのです。
父親からノアへのプレゼントでした。

2人はそこから一緒に家の開拓を始めます。

ノアはどこか、あの頃二人で話した理想の家を完成させればアリーが戻ってくる気がしていたのです。
しかし、ある日街で偶然恋人と過ごすアリーを目にしてしまいます。

そこからは狂ったように家の構築を進めます。
父親が亡くなってからも1人で家を完成させ、遂に完成したと思ったらすぐに売り家として広告に出しました。

しかしどれだけ金を積まれても、何かと理由をつけて売りに出しません。
女性とも関係を持ちますが、心は枯れたままでした。

その頃アリーはウェディングドレスの試着をし、結婚式に向けて準備を進めていました。
そんな時たまたま、ノアが出した売り家の広告を見つけます。

彼がついに家を完成させたのだといてもたってもいられなくなったアリーは婚約者ロンに
「いってスッキリさせたい事があるからしばらく留守にする」
と伝えノアに会いに行くことを決めます。

いよいよ2人の再開。

特に感動的な再開をすることもなく、ふわっと会話がスタートします。
アリーの方から「売り家の広告を見て、懐かしくなって来てみたわ」と伝えますが、

何も返さないノア。

来なきゃ良かったかしら?と帰ろうとするアリーに「うちに寄ってく?」と声をかけます。

ここで、場面は一番最初の病院のシーンに切り替わります。

記載してませんでしたが、この話ちょいちょい最初の病院のシーンになります!
年老いた女性が、どんどん物語に引き込まれていき続きを催促する形で話が進んでいく形です。

このシーンは話を一旦中断させて、男性の方が医師の診断を受けるところでした。

医師からこんなことを言われます。
「認知症になってしまったら何をしてももう戻らないですよ?」と。

しかし男性は「神の力は科学の力を上回る奇跡を起こすとのだよ」と諦める素振りを見せません。

場面はまたアリーとノアが話す物語の中に戻ります。

2人はアリーの婚約者について話したり、昔のように詩を読んだり、夕食まで一緒に過ごしました。
ノアは次の日の朝、もう一度来て欲しいと伝えます。
アリーは一瞬悩みますが、ノアに会いにまた訪れます。そして2人は船で湖に出ます。
湖のほとりにある出来かけの小屋も、湖の上を船で過ごすのも、あの頃アリーが望んだものでした。

沢山の白鳥が泳ぐ中、船を漕いでいく2人。

絵のように綺麗な光景にアリーは心を躍らせます。
「あなたは何も変わらないのね。そしてやり遂げた」
「何を?」
「あの家よ。言っていた通りね」
「君と約束しただろ」
ノアは真っ直ぐアリーに伝えました。

そんな会話をしていると雲行きが怪しくなり突然の嵐!2人はビチョビチョになりながら、
若かったあの頃を思い出し笑い合いながら岸に辿り着きます。
そこでアリーが気になっていたことを切り出します。

「どうして、手紙を書いてくれなかったの?私は終わったなんて思っていなかった」と。

ノアにしてみれば驚きの事実でした。
「365日、毎日書き続けたよ。君を愛していた。そして、今も愛している」と、
想いが溢れアリーにキスします。
アリーもそれを待っていたかのように受け入れ、2人は今までの時間を埋めるように愛し合います。

しかし結婚を控えるアリーにそんな幸せが続くこともなく。母親がアリーを迎えに来ます。
アリーは母親に会うやいなや、ノアからの手紙を隠していたことを責めます。
すると母親はついて来なさいとある場所へアリーを連れて行きます。
そこには汗水流して働く男性が。

遠くから見つめながら、母親は話し始めます。

「あなたと同じ歳の頃、私は彼と恋に落ちたわ。とても彼を愛していた。
だけど、お爺様はもちろん大反対。あなたのお父さんと出会って結婚して本当に幸せよ。
ここに来ると、本当に私は間違った選択をしなくて良かったと思うわ」
しかし、そう語る目からはどんどん涙が。

母親はアリーを家に送ると、トランクから取っておいたノアからの手紙を渡します。そ
して「正しい選択をね」とのみ残し帰って行きます。

その様子を見ていたノアは、「やっと受け取ったね」とアリーに声をかけます。
そして、これからどうするの?と。
アリーが泊まっている近くのホテルにロンが来ていることをアリーは伝えます。

選択に困っているアリーを見て、
ノアは「誰が決めるんだ?君のことだ。どうしたい?親とか、相手とかじゃなくて、君はどうしたいの?」と。

アリーはロンの元へ戻ることを決めます。
泣きじゃくりながら、ホテルへ向かう道中車を停めノアからの手紙を読み始めます。

シーンは再び病院へ。

寝室へ戻ってくるとなんと素敵なディナーが用意されていました。
誰が?と驚く女性に、僕だよ。と男性。
2人はディナーを始めます。しかし女性は続きが気になって仕方ありません。

シーンはホテルでロンとアリーが喧嘩するシーン。

ロンはアリーに3つの選択肢を用意します。
しかしどれも、アリーが悲しむものばかり。
「結局君を悲しませてしまう。僕は君のことが愛している。君を独り占めしたい」と伝えます。

ロンとノアの間で揺れ動くアリー。

そこでまた、シーンは病院へとうつります。

「めでたし めでたし」と男性はまるで物語が終わったかのようにアリーの方を見ます。
「まって、彼女はどちらを選んだの。彼女、、、そう、、そうだわ、、、」

またシーンは切り替わり物語へ。

早朝、車の音で目が覚め外へ出るノア。
そこには荷物をかかえたアリーが立っているのでした。

もうお分かりですよね!
物語を読んでいる男性はノアで、認知症で記憶を無くしていたのはアリーだったのです。

病室のシーンへ。

アリーはそこまできて全てを思い出しました。
「ノア、わたしまた記憶を、、、」
「大丈夫だよアリー、少し遠くに行っていただけさ。」
二人はキスをします。

しかしまた突然
「なぜあなた知らない人のくせに、誰!?なんなの!!」とパニック。
またノアを忘れてしまい大声で叫び出してしまいます。

急いで駆けつけてきた看護師に取り押さえられ鎮静剤を打たれるアリーを見ながらノアは悲しみに崩れます。

ノアは一人、二人の思い出がつまったアルバムを見ながらアリーのことを考えていました。

ずっとアリーに読み聞かせていた本の最後にはこのようなメッセージが。
「この物語があれば、またあなたの元に byアリー」

そうなんです。
ずっとノアが読んでいた物語は、アリーが自分が認知症になってしまったと分かってから自らが執筆した本なのでした。

最後のシーンです。

ノアは夜中自分の部屋を抜け出し、アリーのいる部屋に行こうとします。
すると看護師に「深夜の外出は禁止ですよ?」と止められます。
「少し、散歩にいくだけだから」と伝えるノアですが
「規則です。ただ、私はこれからコーヒーを入れるのでここからいなくなります。」
そう行って、コーヒーのコップも持たずその場から立ち去ってしまいます。

優しいですね、ノアを行かせてくれたのです。

ノアはアリーの部屋にゆっくり忍び込みます。

目が覚めるアリー。
パニックを起こさないかな?と思ったのですが「ノア、来てくれたのね」とノアを認識します!
「怖いわ。もし何も思い出さなくなってしまったらどうしましょう」
「大丈夫、何度だってこうやって戻ってきてくれた」とノア。

「私たち、このまま一緒に死ねたら幸せなのに。叶うかしら?」
「愛の力があれば、なんでも出来るさ」。

そういうとノアはアリーの隣に一緒に横になり、手を繋いで一緒に眠りにつきます。

次の日、看護師は病室で幸せそうに手を繋いでなくなっている二人を見つけるのでした。

『きみに読む物語』感想

まさか、ノアがアリーに物語を読んでいると知った時は本当に驚きましたし、
途中からなんとなく分かってくるのでノアの気持ちに感情移入してしまって涙が止まりませんでした。

あと、アリーの婚約者になるロンももっと嫌な奴なら「ノアを選んでよ!」と見ているこちらも思えるのですが、
アリーを何よりも大事に考えてくれているのでロンの気持ちにも感情移入してしまい辛かったです。
二人の間で揺れるアリーの心境にも共感できるなぁと思ってしまいました。

物語は、二人が恋に落ち離れ離れになり、再度また出会う内容がメインになってくるので
実際にどれほど幸せな結婚生活を歩んだか分かりませんが、
認知症になっても変わらぬ愛情でアリーを想い続けるノアの姿から、二人が幸せな人生を歩んできたことが分かりました。
その分記憶を無くしてしまっている事実が悲しくて悲しくて仕方ないのですが。

ネタバレを読んでから見ても、泣けるストーリーかと思いますし心温まる映画なので是非みてみてください!
『きみに読む物語』はAmazonプライムビデオで無料で観れます。

『きみに読む物語』の視聴はこちらから

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